どうも、子どもによる破壊(散らかし)と整理整頓の繰り返し…日々戦争状態の整理パパこと ひなさく(@hinasaku365)です。
みなさん、職場環境がいつの間にか散らかってしまうという経験…ありませんか??
職場環境がごちゃごちゃしていて、仕事内容もメンタル面も不安定…
そんな職場って意外と多いものです。
そこで、今回「5S (ゴエス・ゴーエス)」に注目しました。
5Sは業務の基本であり、成功する企業やチームでは自然と5Sが実行されています。
5Sについて知ることで、業務改善ができ、職場環境を大きく変えることができるはずです。
職場環境に悩みがある人…、社内風土までも整えたいという人は必見です!!
5Sについて、少しは聞いたことある人 or 全くない人も有益になるはずなのでチェックしてみてください。
自然と5Sができる環境になれば、あなたは豊かな時間と人生を手に入れられますよ!!
Let’s SHUTT LIFE!!
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目次
5Sとは? 5Sの意味
5Sとは、「整理・整頓・清掃・清潔・躾」のそれぞれ5つの言葉の頭文字のSから取った言葉です。
整頓 … 必要なものをいつでも誰でも取り出せるよう配置すること
清掃 … 身の回りのモノや環境(空間)をきれいに掃除すること
清潔 … 衛生的に保つこと
躾(しつけ) … 4Sを習慣づけて維持すること。より良くなるように継続的に改善し続けること
どれも社会人としては当たり前のことですよね。
普段から意識してやっている人ももちろんいると思います。
なぜ、わざわざ5Sと名付けている?
5Sとはマネジメント用語であり、個人ではなく企業が自社の利益向上・環境改善のために社員一丸となって取り組んでいく計画的行動を意味するからです。
個人で空き時間にやるようなものではなく、時間やコストをかけて徹底して実施して、成果がでればノウハウとして確立させます。
会社をよりよくするために行う計画的行動だからこそ多くの会社が5Sに取り組むなどといって重要視しているのです。
因みに私の会社にも「いい5Sとダメな5S」といった内容で張り紙が貼ってあります。
5Sを単なる「掃除」と勘違いしてはいけません。
5Sは単純にゴミをなくすというだけではないのです。計画的行動であり、一種の取組みなのです。
営業品目や作業工程の整理整頓など、所属する部署や仕事内容で5Sの対象は異なります。ですから、職場の現状や目標に合わせて5Sの定義を考えていくことが大事だといえます。
5Sの目的と効果
5Sの目的って何? 効果はあるの?
5Sについて知っていても、その目的と効果について理解がなければ、より良い成果はついてきません。
目的と効果についても、しっかりまとめていきたいと思います。
5Sの目的
「管理の行き届いた職場」を作ることこそが5Sの最終的な目的です。
5Sを行うことで無駄が省かれて効率化が進みます。
そして、最終的に何をしているのかを一目で把握できる「管理の行き届いた職場」が完成します。
5Sの効果 「職場に与える影響」
では、その目的を達成するために、5Sが職場にどのような影響を与えるのでしょうか??
5Sの効果を見ていきます。
安全、安心面の強化
事故やトラブルの原因を徹底して排除することで職場の人が安心して働くことができます。
また、お互いの事を考えて助け合う事が出来れば、職場に対する安心感も育むこととなります。
快適さの強化
備品の管理を徹底する事でいつでも誰でも必要な時に必要なものを利用することができ、快適に仕事を進めることができます。探し物やミスが減ることで不快な時間を減らすことにつながります。
効率の強化
作業手順を明確にすることで作業を効率化させ、思考の無駄が入る余地がなくなります。
余計なことに思考を割かない分、仕事に集中でき効率が増します。
5Sを行うことでこれらのことが少しづつ良くなっていき、皆が徹底して守ることができるようになってはじめて、目的である「管理の行き届いた職場」を目指すことができます。
管理の行き届いた職場になるとどうなるか?
管理の行き届いた職場は、企業や人をどう変えるのか?
5Sの成果
最終的な目標を達成できたときの職場・企業の姿「5Sの成果」についても確認していきましょう。
約束事を全員で守る企業土台の構築ができるようになる
5S活動を通じて職場環境を変えると同時に、働く人の意識を育てることができます。
それにより、一つの約束に対して会社一丸となって守っていくという企業の土台を作っていくことができます。
モノの管理が徹底できるようになる
モノが定位置にしまってあるだけでなく、モノの利用方法や保存期限、処分の方法等が職場の全員に共有されている状態になっています。
よって、モノの管理が徹底できるようになります。
異常を感知しやすくなる
位置や方法が決まっているので、それ以外のものが目立つようになります。
そして、それを追求することでミスや異常を未然に防ぐことができます。
モノだけでなく、人に対しても管理が行き届いた職場を目指し、全員が同じ方向に向かって進んでいく職場・企業を目指すことこそが5Sの最終的な目的であり企業の成長に欠かせない要素です。
5Sによって生産力がアップするメカニズム
生産性はどうやって上がっていくのか?
5Sの効果・成果を見ていただいてもわかるとおり、職場の生産力は飛躍的に向上します。
言ってみれば、誰がどの仕事をやっても同等の効率で作業ができる職場になるということです。
どういうメカニズムが働いているのでしょうか??
作業のバラツキがなくなる
作業には様々な工程があり、使うものや手順も決められています。
しかし、作業する人によってやり方が違えば後続の人がミスをする原因になってしまいます。その作業を教わる人も混乱してしまうことにもなってしまうでしょう。
特に、流れ作業になりやすいライン作業などでは、備品の場所が少し違うだけでも大きなロスが生まれます。
5Sはこの作業のバラツキをなくす役割を果たします。
つまり、人それぞれの違いをなくし、決められた手順と決められた配置を徹底することによって、誰が作業しても安定した生産を行うことができるのです。
結果として生産量の増加やミスの減少につながっていきます。
思考のシンプル化
また、5Sによって作業者の思考はシンプルになります。
仕事の際、効率やミスをしないようにと色々考えながら仕事をする人も多いですが、本当に効率的な仕事とは何も考えずに流れ作業で行える仕事です。
作業中の思考が多ければ多いほど生産量や完成度にバラツキが出てしまうので、これを極力なくすことで誰がやってもバラツキの少ない作業をすることができるようになります。
バラツキの少なさは安定した生産力を生み、結果として生産力の向上につながっていくのです。
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